日本展示学会第32回研究大会 公開フォーラム

日本展示学会第32回研究大会 公開フォーラム

 

第32回研究大会にて「移動博物館 ~古くて新しい方法論~」をテーマに公開フォーラムを開催いたします。会員・非会員問わず参加できますので、多くの方のご来場をお待ちしています。

<趣旨>
移動展示は実は戦前から各地で行われています。教育振興や塾の延長、あるときは離島振興のツールとして、ミュージアムが出張するという行為は決して新しいものではありません。一方、最近ではモバイルミュージアムという新書が出版されて注目を浴び、オフィス街を彩るツールに、水族館や動物園の出張事業、都市部でのアンテナショップへ、また海外の博物館でも都市部に来ることが困難な遠隔地へのサービス展開など、様々な局面で重要視されています。今回のフォーラムでは、最近の移動展示に関する取り組み事例について、当事者にリレー方式で話題提供いただき、会場も交えた形で、今後の展示制作の観点で必要となる視点を多くの方で議論し共有できればと考えています。移動展示に携わる方々が一堂に会する機会は、国内でははじめての事だと思います。一般にも公開いたしますので、ぜひとも関心のある方のお越しをお待ちしております。

【日 時】2013年6月15日(土)15時20分~18時00分
*研究発表は同日、10:00~です。

【場 所】兵庫県立人と自然の博物館 ホロンピアホール

【参加費】1000円(学会参加費、会員・非会員共)
*非学会員の方も学会発表を聴講できます

【申込み】フォーマットに記入しtenji@senri-f.or.jpへ送付ください。
*すでに大会に申し込んでいる方は再申込は不要です

【公開フォーラム プログラム】
■話題提供(各12分ずつのプレゼンテーション)
・趣旨説明
三橋 弘宗(兵庫県立人と自然の博物館)
・京大博物館のアウトリーチプログラム
大野 照文・中川 千草(京都大学総合博物館)
・ベアトランクを用いた教育実践~日本クマネットワークの事例など~
植木 玲一(北海道札幌啓成高等学校)
・虫と共に街を楽しむ、伊丹市中心市街地での取り組み
坂本 昇(伊丹市昆虫館)
・琵琶湖博物館の移動博物館事業とその展開
山川 千代美(滋賀県立琵琶湖博物館)
・ひとはく地域展開とゆめはくの導入
山崎 義人(兵庫県立人と自然の博物館)
・移動・遊動するミュージアム―モバイルミュージアム
洪 恒夫 (東京大学総合研究博物館)
・学びと出会いを届ける巡回展の試み「回遊展:クジラとサンゴの物語」
清水 麻記・江藤 信一(NPO法人ミュージアム研究会)

■ パネルディスカッション
・コーディネーター 五月女 賢司(吹田市立博物館)
・コメント 朴 燦一(建国大学校建築専門大学院)・北村 彰(日展)・長谷川辰也(トータルメディア開発研究所)

★第32回大会全体の案内はこちらから
http://tenjigaku.sakura.ne.jp/web/convention/

★公開フォーラムのポスターはこらちから

【大会参加・公開フォーラムの申し込み】
日本展示学会事務局 (織田)
E-mail:tenji@senri-f.or.jp FAX 06-6878-3716

【大会・公開フォーラムの内容についての問い合わせ】
兵庫県立人と自然の博物館 (三橋)
E-mail:hiromune(at)hitohaku.jp *送信する際(at)を@に変更してください。

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