【中止】2019年度 地域研究会(関西地区)「ICOM 京都大会の経験から今後の日本の博物館像を探る」

【中止】2019年度 地域研究会(関西地区)「ICOM 京都大会の経験から今後の日本の博物館像を探る」

★新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、本催しは中止いたします。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願い申しあげます★

2019年度 地域研究会(関西地区)
「ICOM 京都大会の経験から今後の日本の博物館像を探る」

■日本展示学会関西地区地域研究会
  &日本ミュージアム・マネージメント学会(JMMA)近畿支部会研究会
   ICOM 京都大会の経験から今後の日本の博物館像を探る 

2019 年 9 月に国際博物館会議(ICOM)大会が国立京都国際会館をメイン会場として日本初開催され ました。大会期間中は、120の国と地域から過去最多となる4,590 人が参加しました。日本からの参加者 も 1,866 人で過去最高となり、大変な盛り上がりをみせました。 今大会では、ICOM 規約の中にある博物館の定義について、新たな案が示され、大幅改定として注目 されました。結果的に改定は延期となりましたが、博物館の国際的な舞台では社会の変化に合わせて博 物館も柔軟に変化する必要性に迫られていることを、また、持続可能性や脱植民地化などの概念のもと に博物館が地球規模で貢献する視点を新たな定義の中に入れ込む必要性があると感じている関係者が多 いことを、日本の大会参加者も気づく契機となりました。また、さまざまな国際委員会等が部屋をわけ てセッションを開催し、各分野の議論を深めました。各分野の国際委員会もそれぞれ時代の変化に応じ た対応をしようとすることに変わりはなく、様々な議論が繰り広げられました。こうした ICOM 大会で の議論の内容は、今後の日本の博物館の方向性を検討し、また占う上でも非常に有益です。 今回の研究会では、その一部を登壇者の方々に共有いただいた上で、今後の日本の博物館のあり方や 日々の業務への応用方法などについて参加者の皆さんを交えて議論したいと思います。

日時: 2020 年3 月14 日(土)13:30-17:30
             ※午前のオプショナルツアーは 11:30-12:30
会場: 関西大学千里山キャンパス第 3 学舎 A305 教室
             ※午前のオプショナルツアーは関西大学博物館
対象: 博物館職員、大学教員、展示業者ほか(非会員も参加可)
定員: 60 名
主催: 日本展示学会、日本ミュージアム・マネージメント学会(JMMA)
共催: ICOM 地方博物館国際委員会(ICR)、小規模ミュージアムネットワーク
協力: 関西大学社会学部、関西大学博物館

内容:
11:30 関西大学博物館(オプショナルツアー)※1 階エントランス集合。
12:30 オプショナルツアー終了
13:00 受付
13:30 開会の挨拶
13:35 趣旨説明 五月女賢司(日本展示学会理事、JMMA 近畿支部会幹事、吹田市立博物館学芸員)
13:40 「ICOM 京都大会の概要」 関谷泰弘氏(ICOM 京都大会準備室企画調整官) 13:50 「ICOM の博物館新定義案」 五月女賢司
14:10 「都市博物館のコレクション・活動国際委員会(CAMOC)」 村田麻里子氏(関西大学教授)
14:30 「地方博物館国際委員会(ICR)」 高田みちよ氏(高槻市立自然博物館主任学芸員)、中尾智行氏(大阪府立弥生文 化博物館総括学芸員)
14:50 「本部事務局ボランティア」 秋山みなも氏(同志社大学 4 回生)
15:00 「みゅぜコット 2019 in 京都」 福田和浩氏(八尾市立しおんじやま古墳学習館館長)
15:20 「ICOM 京都大会に参加して」 北村美香氏(結 creation 代表)
15:30 休 憩
15:45 「ICOM 京都大会総括」 半田昌之氏(ICOM 日本委員会事務局長、日本博物館協会専務理事)
16:05 「日本の博物館の行方」 栗原祐司氏(京都国立博物館副館長)
16:25 全体討論・質疑応答 モデレーター:井上敏(JMMA 近畿支部長、桃山学院大学准教授)
17:25 閉会の挨拶
17:30 閉会

【参加申込・お問合せ】
申込締切:3 月 11 日(水)。
件名に「展示学会&JMMA 研究会参加申込」、本文に①氏名(ふりがな)、 ②所属(勤務先もしくは学校名)、③電話番号、④メールアドレス、⑤所属学協会(日本展示学会、 JMMA 、ICOM)、⑥関西大学博物館(オプショナルツアー)参加の有無を明記してください。
saotome.kenji@gmail.com(五月女賢司)

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