日本展示学会関東地区　2022年度地域研究会　

 

剥製を見ること　～見る・気づく・考える～

 

展示体験のたくさんの種類のひとつに、「見る」があります。「見る」ことの可能性を高める工夫は、長年にわたり展示の中心的課題であり、技術進展の著しい現代にあってもその課題に直面する機会は多いものといえます。

この夏、「見る」ことがもたらすたのしさを実感できる展覧会「観察と発見の生物学　WHO ARE WE」が東京上野の国立科学博物館で開催中（9月25日まで）です。展示の内容は、館蔵コレクションの剥製標本を用いて、「観察と発見」をテーマに展示設計・制作・運営されており、剥製を見ることを中心に据えた情報の制御や展示体験を形づくる動作、照明・音響など多様な工夫が試行・具体化されています。

本研究会では、基本的な展示体験のひとつともいえる「見る」ことに着目して、見ることがもたらす可能性や、見ることを成立させる工夫、さらには見ることと連なる「気づく」や「考える」こととの関わりなどを共に実感し、研究会参加者一人ひとりに“眼”ばえた考えやアイディアを交わす場をもちたいと考えます。

 

○展覧会公式HP

https://www.kahaku.go.jp/event/2022/08whoarewe/

 

1.期日

　　2022年９月24日（土曜日）

　　10:00～14:00　［受付］9:30～10:00（場所：国立科学博物館入口）

　→変更：10:00～15:30　［受付］9:30～11:00（場所：国立科学博物館入口）

　※下記の2点の理由により変更しました。

①見学後の「質疑応答及び議論」の会場が東京都美術館交流棟2階スタジオに決まりました。

②国立科学博物館の入館に事前予約が必要となっており、入館時間に余裕を確保するため。

 

2.会場

　　国立科学博物館　日本館１階及び東京都美術館交流棟2階スタジオ

　　（東京都台東区上野公園7-20）（東京都台東区上野公園8-36）

 

3.スケジュール

　　10:00～12:00　展覧会見学　

　　12:00～12:30　休憩・移動　※近隣の会議会場を別途準備します。

12:30～13:30　質疑応答及び議論 (展覧会運営ご担当者も出席)

　　14:00　　終了

 

　→変更後

10:00～13:45　展覧会見学・休憩・昼食

13:45～14:00　移動

14:00～15:00　質疑応答及び議論 (展覧会運営ご担当者も出席)

15:30　　終了

 

4.参加仕様

　　募集人数：30名

　　入館料：当日に自費による支払い。非学会員を含め誰でも参加可能です。

※コロナ禍以降、国立科学博物館の入館にはHP↓から入館予約（人数制限あり）が必要です。参加者個々に予約手続きをおねがいします。

https://www.kahaku.go.jp/news/2020/reservation/index.html

※受付時間に遅れる場合は、当日実行委員にお電話ください。

（当日実行委員の電話番号は、参加申込者に別途ご案内します。）

 

 

5.申し込み・問い合わせ

　　◇9月23日（金）までに下記担当者までメールでお申込みください。

　　亀山裕市（日本展示学会理事）

　　メール：y.kameyama@nomura-g.jp

　　※メールタイトルに「展示学会：地域研究会参加」と明記ください。

　　※メール本文に「氏名」「所属」「電話番号（当日連絡可能な番号）」をご記入ください。

主催：日本展示学会　（関東地区地域研究会　実行委員会）