会長挨拶:端会長 総会に先立ちまして、挨拶をさせていただきます。
昨年一年間は学会活動をいかに盛んにするかというテーマを中心に、 現在の組織と活動を見直しながら、様々な議論を続けてまいりました。 その大きなポイントとしては、学会が提供できる会員へのサービスをいかに強化していくかという点です。具体的には、研究推進の活性化とデータのIT化、デジタル化、この2点が挙げられます。
研究推進につきましては、若い研究員を中心に研究推進班を設け、展示学を巡る様々な研究活動を着手すべく、またさらにそれを展開するような活動をしてまいります。それに伴う研究助成やその他の事業を会員とともに進めていただきたいと考えています。
もう1点はIT化、デジタル化です。そのなかの1つは学会通信です。これまで学会通信は年3回印刷物を配布してまいりました。これからは、よりきめ細かい情報を会員に提供できるよう学会通信の発行・配信のデジタル化を進めて行きたいと思っております。また、これまで蓄積してきた約20年間の、『展示学』を中心とする研究活動の成果をデータベース化し、多くの人が活用できるようなことを目的に事業を進めたいと考えています。
以上、平成15年度は平成14年度1年間かけて議論してきました事柄を、一つ一つかたちにする年にしたいと考えております。
平成14年度 事業報告
1 |
平成14年5月1日 学会誌『展示学』第33号を発行した。 |
2 |
平成14年5月9日 東京において、平成14年度第1回理事会をおこなった。 |
3 |
平成14年5月20日 「日本展示学会通信」46号を発行した |
4 |
平成14年5月24日、25日、26日 新潟県立歴史博物館(新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247-2)において第21回研究大会および平成14年度総会をおこなった。 |
5 |
平成14年5月25日 新潟県立歴史博物館(新潟県長岡市関原町)において平成14年度第2回理事会をおこなった。 |
6 |
平成14年5月26日 新潟県立歴史博物館(新潟県長岡市関原町)において平成14年度第2回展示学研究集会をおこなった。 |
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7 |
平成14年6月 研究助成についての申請募集をおこなった。8月31日の理事会での審査結果により、3件のグループを助成した。 |
8 |
平成14年6月13日 東京において第1回正副会長会議をおこなった。 |
9 |
平成14年6月22日 実践女子大学香雪記念館(東京都日野市)にておこなわれたシンポジウム「芸術を助けるのは誰か−文化芸術振興基本法をめぐって」(日本学術会議芸術研究連絡委員会主催)を協賛した。 |
10 |
平成14年7月12日 東京において、学会誌『展示学』の第1回編集委員会をおこなった。 |
11 |
平成14年7月15日 東京において、第3回学会賞受賞実行委員会をおこなった。 |
12 |
平成14年8月31日 愛知県において、平成14年度第3回理事会をおこなった。 |
13 |
平成14年10月1日 東京において、学会誌『展示学』の第2回編集委員会をおこなった。 |
14 |
平成14年10月7日 「日本展示学会通信」47号を発行した |
15 |
平成14年10月11日 東京において、第4回学会賞受賞実行委員会にて第1回選考をおこなった。 |
16 |
平成14年11月1日 学会誌『展示学』第34号を発行した。 |
17 |
平成14年11月30日、12月1日 愛知県立弥富野鳥園においておこなわれた日本映像学会中部支部との交流合同研究会を共催した。 |
18 |
平成14年12月1日 東京において、学会誌『展示学』の第3回編集委員会および現地視察会をおこなった。 |
19 |
平成14年12月5日 東京において、第2回正副会長会議をおこなった。 |
20 |
平成15年1月27日 東京において、平成14年度第4回理事会をおこなった。 |
21 |
平成15年2月28日 東京において、第5回学会賞受賞実行委員会にて第2回選考をおこなった。 |
22 |
平成15年3月17日 東京において、平成14年度第5回理事会をおこなった。 |
23 |
平成15年3月31日 「日本展示学会通信」48号を発行した。 |
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平成14年度の決算報告
収入の部 |
前年度の繰り越し金 |
6,395,125 |
正会員会費収入 |
2,616,000 |
賛助会員会費収入 |
2,200,000 |
雑収入 |
189,362 |
収入合計 |
11,400,487 |
支出の部 |
入会案内(新役員一覧)印刷費 |
21,000 |
入会案内送料 |
952 |
『日本展示学会通信』印刷費
(3回分) |
290,535 |
『日本展示学会通信』
送料(3回分) |
128,595 |
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理事会および正副会長会
会合費(7回分) |
66,405 |
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評議員会会合費(1回分) |
780 |
学会誌『展示学』編集および
印刷費(2冊分) |
3,953,942 |
学会誌『展示学』送料
(2冊分) |
52,150 |
研究大会準備・運営費 |
300,000 |
展示学研究集会
準備・運営日(2回分) |
0 |
研究助成 |
150,000 |
地域研究集会助成金 |
0 |
業務委託費 |
1,000,000 |
事務雑費 |
233,716 |
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予備費 |
75,120 |
次年度繰越金 |
5,127,292 |
監査報告 上田幹事の監査の結果、事業および予算の執行、ならびに収支会計について、妥当かつ正確であることを認める旨の報告がおこなわれた。 |