展示学58
展示学58
展示学58 2019年10月15日発行
目次 2019年度日本展示学会研究大会第38回開催概要——— 5
研究発表梗概——— 6-51
博物館の強み=多角的な視点を与える体験展示 熊本博物館の事例を基に ——— 6 稲垣美麻(株式会社 乃村工藝社)、亀山裕市(株式会社 乃村工藝社)
展示設計におけるコミュニケーション スタディ模型を活用した展示設計——— 8 黒岩啓子(Learning Innovation Network代表)
ブランドスペースの見所となるのは構造と融合する映像である ——— 10 東京ファッションブランド店舗の映像利用に関する調査 鐘毅(中国展示学会 武蔵野美術大学 造形研究科博士後期課程)
美術展の展示作品人気投票にみる高・大学生の反応——— 12 大川美術館「模写展」の場合 森田恒之(国立民族学博物館名誉教授)
駅ビル内空きテナントを活用したリレー展示へのキュレーション参加について——— 14 山貝征典(清泉女学院大学)
上海外灘夜空の光影叙事について——— 16 馮節(中国展示学会 中国美術学院)
ジャパンデザインミュージアム——— 18 実現に向けた研究アプローチと展示のスタディについて— 洪恒夫・浅香嵩・天野幾雄・杉谷進・日本デザイン団体協議会(D-8)
ジャパンデザインミュージアム 設立研究委員会 くらやみ空間における思考体験の試行——— 20 ふじのくに地球環境史ミュージアム企画展 くらやみの覇者 渋川浩一・岸本年郎・山田和芳(ふじのくに地球環境史ミュージアム) 石河孝浩・篠原宏一(株式会社 丹青社)、洪恒夫(東京大学総合研究博物館)
持続可能な展示設計を求めて ごみ処理施設からの挑戦 ——— 22 鈴木榮一(国崎クリーンセンター啓発施設、京都大学大学院地球環境学堂)、 浅利美鈴(京都大学大学院地球環境学堂)
江蘇省南部の伝統木材削り工具のデジタル化体験・展示について ——— 24 周鵬程・張明明・晨帆・周薇・周峰(中国展示学会 江南大学デジタルメディア 学院デジタル芸術学科)
写真撮影を起点とした新しい展示解説システム———26 被写体認識基盤システムを利用したWEB展示解説の実験報告 大島光春・加藤ゆき・田口公則・石浜佐栄子・広谷浩子(神奈川県立生命の星・地球博物館)、村上弘晃・草葉 努(NECネクサソリューションズ 株式会社)
工業遺産保護分野の下での博物館空間展示と活性化デザイン——— 28 湖北地域を例として 賀誠(中国展示学会 湖北美術学院)
マイ・タイムライン普及に向けた展示装置の改善と、普及方法についての考察———30 まいたいタッチ利用の事例から 佐野彰(九州産業大学芸術学部)
展示空間における歩行鑑賞時の足底感覚が与える心理的影響に関する基礎的研究——— 32 佐藤公信 (千葉大学)、山口 浩平((株)スペース)
人物系ミュージアムの新しい展開 教育と展示の相互作用——— 34 伊藤晋平(株式会社日展)、左高真二(株式会社日展)
民俗芸術と文化の展示策略と方法——— 36 張明明(中国展示学会 中国无錫 江南大学)、周鵬程(中国展示学会 中国无錫 江南大学)
情報デザインを展示に活かす海外の事例調査から——— 38 伏見清香(放送大学)
農村振興を背景にする江南地域文化の展示伝播策略について——— 40 上海浦東を例にして 胡杰明 (中国展示学会 東華大学)
展示用支持具の効果および機能と課題 ——— 42 和田浩・矢野賀一・黄川田翔(東京国立博物館)
大学図書館における展示の概要と意義 ——— 44 —旧制高等学校生が描いた絵葉書展の実践から考える— 小野 雄希(埼玉大学教養学部生)
画廊での連続展—写真家・渡辺兼人の回顧展を画廊でおこなうことについて——— 46 笠間悠貴(明治大学理工学研究科建築・都市学研究総合芸術系博士後期課程)
展示作成プロセスを学ぶ プログラムについての考察——— 48 北村美香(結creation) 展示のレトリック ?修辞法を導入した展示の可能性——— 50 神剛司(株式会社 乃村工藝社)
ポスター発表——— 52-60
災害の被災者に、具体的な人間像を見出す——— 52 石井 萌 (埼玉県防災学習センター)
ウェアラブルカメラを導入した展示評価に関する実践的検討——— 53 国立科学博物館・地球館における常設展示利用者の行動を対象として 一ノ木 研哉(東京学芸大学)、立石 聡美(国立科学博物館)、吉野 英男(国立科学博物館)、 倉持 利明(国立科学博物館)、吉冨 友恭(東京学芸大学)
映像展示の条件——— 54 鬼頭孝佳(名古屋大学文学研究科博士後期課程) 、木村 歩未(MLA研究所会員)、濱野良平(MLA研究所会員)
日本一の里山・黒川地域(北摂里山博物館)の挑戦 ——— 55 金渕信一郎(NPO法人北摂里山文化保存会) 鈴木榮一(国崎クリーンセンター啓発施設)
展示・模型を活用した水環境の現象の視覚化 ——— 56 環境学習の実践を事例として 真田誠至(福山大学)
「動物のからだ展」の試み ——— 57 自然史標本のデジタルデータ化は芸術、教育の世界とどう繋がることができるのか? 西澤真樹子(大阪自然史センター)、吉田雅則(神戸芸術工科大学)、森健人(国立科学博物館)信ヶ原 良和(成安造形大学/成安交連骨格隊)、村上雅彦(株式会社Skelton crew studio)松前 諭(株式会社アクアテイメント)、小田隆(大阪芸術大学)、本多絵美子
被写体認識技術の展示解説事例と可能性 ——— 58 神奈川県立生命の星・地球博物館での実証実験からの気付き 村上弘晃(NECネクサソリューションズ株式会社) 草葉努(NECネクサソリューションズ株式会社)
河川に関する記録映像の発掘と展示・教材化 ——— 59 吉冨友恭(東京学芸大学)
小・中・高等学校における学校巡回展の活用方法の比較 ——— 60 渡辺友美(お茶の水女子大学 サイエンス&エデュケーションセンター ) 川島紀子(文京区立第六中学校/実践時所属:文京区立文林中学校) 田口康弘(埼玉県立越ヶ谷高等学校) 清水玲子(神奈川県立藤沢西高等学校/実践時所属:神奈川県立秦野高等学校) 千葉和義(お茶の水女子大学 サイエンス&エデュケーションセンター)
学術業績審査要領、『展示学』執筆要領 ——— 62
『展示学』寄稿要領 ——— 63