日本展示学会通信56号(3)

◆第2回学会賞

第2回学会賞が発表され、授賞式が行われました。

 日本展示学会では、優れた展示学の研究・制作に対し、3年ごとに日本展示学会賞各賞(「学術賞」「論文賞」「作品賞」「功労賞」)の授賞を行っています。

今期は第2回目(対象期間は平成14年1月1日から平成17年12月31日)の学会賞授賞年にあたり、会員総会にて授賞作品等の発表および授賞式が行われました。

 作品賞および学術賞は、応募期間中に推薦された、学術賞5点、作品賞12点が日本展示学会ウェブサイトにてその概要や展示学的視点、画像等が公開され候補となりました。また、論文賞は、期間内に発行された学会誌『展示学』35号から40号に掲載された論文が選考の対象となりました。ご推薦をくださった方々、また、資料等の提示など、ご関係の方々にはご協力をいただき、深く御礼を申し上げます。

 これら公開された資料を基に、平成18年3月に2回にわたる選考会を開催した結果、左記のように各賞が決定いたしました。選考委員会から提出された講評等は、次号の学会誌『展示学』42号に掲載いたします。


学会賞各賞 授賞一覧

○学術賞
 「景観模型制作によるJICA博物館研修生の指導」 
○論文賞
金 惠蓮・三宅孝典・寺澤 勉
「展示会開催における廃棄物の現状分析と量の試算−展示会計画のための廃棄物アセスメントに関する基礎研究」(『展示学』36号)
○作品賞
「国立科学博物館新館」
「2005日本国際博覧会 瀬戸愛知県館」
○功労賞
上田 篤
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