日本展示学会通信56号(4) |
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第3回学会賞の推薦受け付を行っています。第3回学会賞の対象期間は2006年1月1日〜2008年12月31日です。 学術賞の対象について学術賞は、対象期間内に完成した業績、もしくは継続的な活動を対象とし、下記の要件に該当するものとします。 作品賞の対象について作品賞は、対象期間内に完成した展示で、展示学として、社会的・文化的見地からもきわめて高い水準が認められ、芸術・技術の総合的発展に寄与する優れた作品を対象とします。また、作品賞の対象は、学会員がかかわった作品に限定していません。 賞候補の公募について学術賞と作品賞候補の推薦者は本学会員に限ります。推薦書には、学術賞は業績名、作品賞は作品名を明記し、それぞれ展示学として優れている点のコメントを記載したものを学会賞運営委員会に提出してください。 提出先および問合せ先日本展示学会東京連絡所 学会賞運営委員会 |
新任理事の紹介第10期の新任理事をご紹介しています。今回は立松彰理事です。 漢詩の展示立松 彰 細井平洲という江戸時代の儒学者の記念館にいます。藩政改革で有名な上杉鷹山の師であります。 勧君金屈卮 君に勧む 金屈卮(きんくつし)[井伏] コノサカズキヲ受ケテクレこの訳にいたって、送る者、送り出される者の惜別の情を、深く感じることができる。こうした文学者の翻訳がない平洲の詩を紹介するのに、私自身が漢詩と見学者に介在して、説明を加えるのですが、こちらに素養がないので、難儀なことです。さあどうするか。 ***一口メモ*** 細井平洲(ほそいへいしゅう)は、江戸時代の儒学者。米沢藩(今の山形県米沢市)中興の祖と言われる上杉鷹山の師として、多くの教えを残しています。 東海市立平洲記念館 |
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◆編集後記今年度の研究大会も無事終了することができました。ご参加いただきました会員の皆様には厚く御礼申し上げます。今回は東京での開催ということもあり、エクスカーションを行いませんでしたが「なんだかものたりないね」「寂しいね」という声もちらほら。また、今大会では会員を中心にした「討論」を初めての試みとして開催いたしました。これからも様々に学会活動を考え、研究大会のプログラムやその他の催事を考えてきたいと思います。皆様からのご意見等いただきますようお願いいたします。 |
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発行日:2006年08月18日 | 4 | 1ページ | 2ページ
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